10ヶ月目になり、お産が近づいてくると個人差はありますが、次のような前兆の後、分娩が始まります。
● おりものが増える
● トイレが近くなる
● 子宮が下がったような感じがする
● お腹が時々固くなる
● 産徴(おしるし)(血性帯下・茶褐色の帯下)
〈前駆陣痛〉
お産が始まると起こる、子宮の規則的な収縮を陣痛といいます。この陣痛の起こる数日前から感じる収縮を前駆陣痛と呼び、規則的ではなく、しばらくすると痛みがなくなるのが特徴です。
● 持続的な激しい痛みがある
● 生理以上の出血
● 胎児が全く動かない
● 破水(細菌感染の危険があるため、決して入浴しないでください)
次のような症状が表れたら、いよいよ分娩の始まりです。
〈前駆陣痛〉
最初は収縮の時間が長く不規則だった陣痛が、しだいに短く規則的に起こるようになります。収縮が30~90秒続き、10分ごとに繰り返されるようになると分娩のはじまり。病院に連絡しましょう。分娩は予定日の前3週間、後2週間が正期産です。陣痛が起こらないといって慌てず、ゆったりした気分で待つことが大切です。