出血は量、色(鮮血だけでなく、茶色や赤黒いおりものも含めて)、妊娠月数にかかわらず病院にご相談下さい。
初期の出血は切迫流産や子宮外妊娠、中期は切迫流・早産、後期では頸管無力症、早産や前置胎盤による出血などが予想されますが、受診をお勧めします。夜間・休日等はお電話でご相談下さい。胎児の心拍が確認できていれば妊娠初期の少量の出血は、しばらく安静にしていただく事を心掛けて下さい。
また、妊娠後期に検診後に下着に少量出血がつくことがありますが、これは内診の刺激による出血なので、その後量が増えてくることがなければ過度なご心配は不要で、次回の検診でお申し出下さい。
妊娠4ヵ月頃まではまだ胎盤も未完成で不安定な時期です。流産の原因はさまざまで、胎児側に問題があるケースが多く、やむをえないこともありますが、お母さんの配慮で予防できるものもあります。おなかもまだ小さく、妊娠の実感の薄い時期ですが、はげしい運動や旅行を避け、過労やストレスが多くならないように心掛けて下さい。
過去に流産歴のある人は、医師と相談のうえ、安静入院が必要となるケースもあります。
妊娠中のおなかの痛みは正常でないと考えられますが、中には問題のないケースもあります。
まずは安静にして痛みが落ち着くかどうか様子を見ます。
痛いとどうしても手がおなかにいきますが、なでる程度にとどめて下さい。
痛みがおさまらない、さらに強くなってきたというときは、必ず病院に連絡して下さい。
ふだんから時々おなかの表面をさわってみて、張っていないときの状態、感触を手のひらで覚えておくとよいでしょう。
つわりの時期はまだ赤ちゃんも小さいため、さほど食事や栄養に神経質になることはありません。
食べられるものを、いつでも、食べられるだけ食べるという、わがままで変則的な食生活で大丈夫です。
水分は十分とるように心がけて。時には気分転換を兼ねて外食もいいでしょう。
加熱調理したものはいったん冷ましてから食べると口当たりがよく、においもあまり気になりません。
また、寝起きにおなかがすいてむかつくようなら、枕元に消化のよいクラッカーや果物、飲みやすい物などをおいておくと便利かもしれません。少しお行儀が悪くても効果的なつわり対策です。
全くつわりのない人もいれば、出産直前まで悩まされる人もいて、つわりの症状や時期は個人差の大きいものです。
イライラしたり感情的になりがちですが、安静にしてじょうずに気分転換をはかることが大切。
ほとんどの方が妊娠4ヶ月を過ぎればおさまるものですが、あまりにひどい場合は、入院をお勧めする場合もあります。
環境を変え、安静にして、点滴で水分補給するだけでケロッと治るケースも少なくありません。
妊娠すると虫歯や歯ぐきの病気にかかりやすくなります。つわりがおさまったら歯の検査をうけましょう。
抜歯のときの局所麻酔や通常のレントゲン撮影であればご心配はありません。
抜歯の際の感染予防に抗生物質を飲むように指示がされることがありますが、大丈夫です。
妊娠をきちんと告げてあれば歯科医師も心得て薬を出すはずです。
なお妊娠中に痛むとたいへんだからと、健康な親知らずの抜歯をすすめられることがあるようですが、わざわざ抜く必要はありません。また虫歯の治療に時間がかかるようなら、歯科医師とご相談の上、応急処置のみをお願いする事も有効かもしれません。
旅行に行くなら安定期に入ってから医師にご相談下さい。安定期でも無制限にどこまでいってもかまわない、というものではありません。なるべく近いところが望ましく、ゆったりしたスケジュールを立てて下さい。
交通手段は列車でも車でもかまいませんが、合間に必ず休みを入れることが肝心です。
また、例えばディズニーランドのように大混雑が予想されるような所は出来るだけ避けて下さい。また、お出かけの際には保険証と母子手帳は必ず携帯して下さい。
ふだんから便秘がちの方はもちろん、妊娠すると大きくなった子宮に圧迫されて便秘しやすくなります。
まずは繊維質の多い野菜(キャベツ、ほうれんそう、さつまいも、レタス)、こんにゃく、果物、ヨーグルトなどを豊富にとり入れた規則正しい食事と適度な運動を心がけ、毎朝決まった時間に排便する習慣をつけましょう。
朝起きたときに水か牛乳をコップ一杯飲むといいとも言われます。
それで効果がないときは医師にご相談下さりお薬をもらって下さい。市販の便秘薬を服用する場合も、必ず医師、薬剤師にご相談下さい。
風邪の諸症状、特にせきがひどい場合は流産・早産の誘因になることもありますので何よりまず風邪をひかないよう注意して下さい。もし、かかってしまったらなるべく初期のうちにしっかり治すことが大事ですのでご相談下さい。また、インフルエンザや新型コロナウイルス感染の可能性もありますので、受診する前に必ずお電話にてご相談していただけるようにお願いいたします。
栄養のある食事をとり、ぐっすり眠ることを心掛けて下さい。薬がすべていけないと、がまんしすぎるのはよくありません。医師の指示で有効なお薬を飲みましょう。近所にかかりつけの内科があれば、妊娠中とはっきり告げたうえで診察を受け、薬を処方していただいても結構です。
妊娠初期には風疹抗体価検査を行います。そこで免疫があるとわかれば問題ありません。
もし免疫がなければ、特に妊娠初期は人込みに出ないように、また風疹にかかっている人には近づかない配慮が肝要です。おたふく風邪やはしか、水ぼうそうなども小さいときにかかっていればまず心配ありません。
上の子が感染したとか、ご自身でもおかしいなと思うことがあれば、まず電話で病院にご相談をお願いいたします。
妊娠中は膣の自浄能力が弱くなっているため、カンジダやトリコモナスといった感染症を起こしやすくなります。
膣内の細菌感染によって前期破水や早産を起こすともいわれています。
またカンジダ膣炎は出産時までに治っていないと、赤ちゃんに産道感染することもありますので、恥ずかしい、めんどうだからと思わずに必ず産婦人科で治療を受けることが重要です。自宅で簡易ビデなどを使って洗浄している人がたまにいますが、場合によってはそれが感染の原因になりますので、必ず医師に相談して下さい。
自転車やバイクに乗るのはやめたほうがいいでしょう。
転んだりぶつかった場合、妊婦さんと赤ちゃんをガードするものが何もないからです。
自転車の後ろに子供を乗せて走っている妊婦さんをときどき見かけますが、とても危険です。
万一転んで打ちどころが悪ければ、恐ろしい胎盤早期剥離を起こす可能性もあります。
タバコは百害あって一利なし。控えるのではなくてやめなければなりません。
妊婦さんにも赤ちゃんにもプラスになるものは何一つありません。
また他人の吸うタバコの受動喫煙も問題です。
マンションなど現在の住宅構造は機密性が高く、夫が吸うタバコの煙でも赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがわかっています。
妊娠は禁煙の絶好のチャンス。この際、ご夫妻での禁煙をお勧めします。
妊娠中に初感染すると赤ちゃんに障害を起こすことがあるトキソプラズマ症ですが、ひところ騒がれたほど心配はないというのが現在の考え方です。
しかしながら、口移しで食べ物を与えるとか頻繁にキスをするといった接し方は避けて下さい。また糞の始末はゴム手袋をはめてするなど、生まれてくる赤ちゃんとペットの問題も考えたうえで、ある程度距離をおいた接触を心掛けて下さい。
お腹の赤ちゃんが膀胱を圧迫するため、どうしてもトイレは近くなるものです。
しかし終末痛といって、お小水の終わるころにキュッと尿道が痛む場合は膀胱炎の疑いもありますので、痛みや残尿感、あまりに頻繁に尿意を感じる時は受診して下さい。
膀胱炎や腎盂炎は再発しやすいので、以前にかかったことがある場合は特に気をつけて下さい。
影響はありません。あまり湿疹ができるようでしたら腹帯を一時的に中止してみてはどうでしょうか。
ふつうは軟膏でこの時期に胎児に悪影響が出るとは、考えられません。
旅行はなるべく近くで、疲れないように計画したほうが良いですね。
ただし安定期だからといって誰もが安定しているわけでなく、無制限に、どこまで行ってもかまわない、というものでもありません。
なるべく近い所が望ましく、ゆったりしたスケジュールを立てるのが原則。
交通手段は電車でも車でもかまいませんが、合間に必ず休みを入れること。
高速道路を何時間も突っ走るなどは、いただけません。
また夏休みなど、例えばディズニーランドのように混雑が予想される所は、避けたほうがいいでしょう。
計画的には医師と相談してみて下さい。
また保険証と母子健康手帳は必ず携帯するようにして下さい。
タバコを常用しているお母さんから、小さな赤ちゃんが産まれるということが明らかにされています。早産になって小さいのではなく、子宮の中での発育が障害され小柄な赤ちゃんとなるわけです。
タバコを吸うと赤血球が酸素を充分に運べないとか、子宮や胎盤の血管が細くなって血液の流れを悪くするために、赤ちゃんの発育を阻害するためだといわれています。
このようにタバコが胎児に及ぼす害については明らかになっていますのでタバコは思いきって0本にした方が赤ちゃんのために安心です。
もし小さな弱い赤ちゃんが生まれると後になって後悔することになりますから、妊娠を契機に禁煙に踏み切ることをおすすめします。
子宮が大きくなるにつれて、胃が腸を圧迫して胃炎が起こりやすくなります。
食事の量や回数についても工夫する必要があります。
消化のよいものを何回にも少量に分けて食べるようにして下さい。
それでも治らないようなら、医師と相談して薬を処方してもらいましょう。
妊娠中には、なるべく飲まないほうが良いと思います。
妊娠中期にたくさんお酒を飲むと、胎児アルコール症候群といってそのお母さんから生まれてきた赤ちゃんは、中枢神経系、つまり頭の異常を伴うことがあります。
お酒は飲みだすとブレーキがきかなくなりがちですから、どの程度なら大丈夫ということでなく、出来るだけ飲まない方が良いと思います。
腹帯はさらし木綿で作った5~6メートルの長い布をいいますが、最近では着脱に便利な腹巻式、妊婦用ガードルやコルセット等、種類も豊富です。
自分にあったものを選べば良いでしょう。
もともと腹帯は日本古来の習慣で、医学的に是非必要というものではありません。
妊婦としての自覚と安心感を得られますが、暑苦しくて不快なら無理して着用しなくても。
お母さんが用意してくれているようなら着帯式にセレモニーとして付け、後は自分の選択にまかせて結構です。就寝時は腹帯は取っておやすみください。
指導は健診時でも戌の日でも、診察時間内に行っています。
妊娠4~8ヶ月位迄に当てるほうが望ましいでしょう。
あまり早い時期はつわりのために匂いも気になりますし、長時間同じ姿勢でいるのもしんどいし、ということで落ちついた時期を選ぶのが良いでしょう。
パーマ液の害は心配ないのですが、妊娠すると肌が敏感になり、ヘアーダイ等はできればしない方が無難と思われます。
お店の人には妊娠していることを告げておくようにしましょう。
妊婦健診時に医師から許可がでれば参加できます。
体重の多い方や、普段から体を動かすのが苦手な方などにもお薦めします。
友人もたくさんできてストレス解消にもなり、とても楽しいと喜ばれています。
特に流、早産の危険があると言われていなければ、心配ないと思います。
アメリカでは、車を自分の足と同じようにつかわないわけにはいかないという社会になっているので、妊婦さんでもどんどん運転していますが、そのために流産などは起こっていないようです。
しかしこれも末期には、おすすめできません。
大きなお腹でハンドルを握っていて、急ブレーキをかけたり追突されたりすると、ハンドルがお腹にぶつかって、胎盤早期剥離という危険な状態になることもあるので、末期になったら自分でハンドルは握らず、助手席に乗って他の人に、運転をしてもらうことにしましょう。
妊娠中期ではまだ充分自然になおる場合もありますし、逆子体操(胸膝位)をして就寝時は腹帯をはずして楽な姿勢で休みましょう。
10ヶ月になっても頭位になおらない時は、外回転をこころみる場合もあります。
前回、痔や静脈瘤の出た人はたいてい今回も出るものです。
妊娠すると、おおきくなった妊娠子宮が圧迫して血液の流れを妨害するので、体の下の方の部分、直腸や肛門のあたりの血液の流れが悪くなり、うっ血して痔を起こしやすくなります。
また、妊娠中はどうしても便秘に傾きやすく、そのためよけいに痔が腫れてきます。
さらにお産の時には腹圧がかかるため、肛門の全周がむくみ、痛むこともあります。
しかしこれは妊娠、出産に伴ういわば生理的なものですから、対象療法で経過をみていると、産後、大きな妊娠子宮による圧迫がとれれば、自然に治るのが普通です。
妊娠中から、肛門を閉めたり開いたりする運動を、毎日50~100回程度行っておくようにしましょう。
胎児が下がり気味あるいは子宮口が開いて来る、子宮収縮が強くなってくるといった変調が認められた場合は、早産が予想されます。
医師から「自宅で安静」「家事制限」と言われたときは、掃除や洗濯、炊事などの家事は必要最小限にして、なるべく横になっている方が良いのです。
早産は、流産に比べて、お母さんの注意で予防できるものです。
そのためにも早産の兆候を早めに見つけることが大事です。
頻繁におなかが張っている、おなかが石のようにかたくなっている、出血があった、おりものがとても増えたという時は要注意。急いで診察を受けます。
現在はとてもよい子宮収縮抑制剤があるので、早くケアすれば早産は防げることが多くなりました。
妊娠中期になると、妊娠子宮も相当大きくなり、骨盤内を充満するために腰がだるいというような訴えが起こって来る方もいますが、大抵はいましばらく様子を見ていると、自然に治って起きられるようになってきます。
妊娠体操で腰痛対策をしてみましょう。
カンジダ膣炎は、カビによる病気(真菌症)の一つです。ふだんは腸管内や皮膚の上に常在しています。糖尿病の女性や、妊娠中期以降、ピルを服用している女性等は、このカンジダにとって住みやすい環境になるのでかかりやすいのです。
妊婦の4人に1人は、程度の差こそあれこの病気にかかっているという報告もあり、生まれてくる赤ちゃんにカンジダ菌をうつしてしまうこともあります。
したがって妊娠中のカンジダ膣炎はしっかり治療をして、生まれてくる赤ちゃんに迷惑をかけないようにしましょう。今の内に良く治療しておきましょう。
おなかの赤ちゃんもしゃっくりをします。そのため胎動がヒクッヒクッとケイレンしているように感じられることがあって、お母さんをあわてさせますが、まず異常ではありません。
またお母さんの大動脈の上にたまたま赤ちゃんがのると、その拍動がおなかの表面にそのまま伝わり、ドンドンと規則的な胎動として感じることも。これも心配いりません。
妊娠中のパソコンや携帯の使用については、かつてアメリカの調査で流産との関係を疑われた時期がありましたが、これは現在は否定されています。
心配ならば、電磁波カットのOAエプロンもあるので、使ってみてもいいでしょう。
妊娠すると膣内が充血してくることや、子宮膣部びらんのために出血しやすい状態になっていることがあります。そんなときには内診やセックスによって出血したりするのです。
この場合は心配ありませんが、念のため他に異常がないかどうか確認しておいたほうがよいでしょう。
おなかが大きくなってくると、バランスをくずして思わぬ所で転んだり、周囲のものにぶつかったりするものです。
基本的には、赤ちゃんは羊水の中に保護されているためまず大丈夫ですが、安静にしてしばらく様子を見ましょう。心配なら念のため受診するのもいいでしょう。
ひどいダメージを受けると、胎盤早期剥離や子宮破裂を起こすこともまれにあります。
そんな時には急激な腹痛や出血といった兆候が出てきますから、すぐに病院で受診しましょう。
妊娠前から、出産直前までの体重の増加は、10kg前後くらいまでにとどめます。
今は妊婦さんの栄養状態が良いため、赤ちゃんの分と2人分食べなければならない、ということはあてはまりません。
太り過ぎは妊娠高血圧症候群や糖尿病などのトラブルを引き起こすこともあります。
また、赤ちゃんが大きくなりすぎ、お産がスムーズに進まず、時間がかかって難産になることも考えられます。
なおプラス10kg前後は標準体重の人に対しての数値。太りぎみの人は0~5kgにとどめましょう。
逆に以前からやせている人は12kgくらいふえたところで問題はありません。
毎日体重計にのる習慣をつけ、当院でお渡ししている「安産へのパスポート」をつけて、太ったなと思ったら生活を見直し、食事でコントロールする癖をつけて下さい。
一種の横隔膜の運動。赤ちゃんが元気に発達している証拠です。
胎動は、直接お母さんが感じることのできる赤ちゃんからのメッセージ。
ですから、いつもと違う動きを感じたりすると不安になりますね。
しかし、どんな動きであれ胎動を良く感じるのは赤ちゃんが元気な証拠と思って下さい。
むしろ、激しく動いたあと急にパタっと胎動を感じなくなった時は、要注意。
すぐ受診することが大切です。
胎動の感じ方には個人差がありますから、同じように動いていても感じなかったり、逆に強く感じる人もいます。
健診で順調と言われているなら、あまり神経質になることはないでしょう。
上の子に手がかかる、そんな時には「安静にしていなさい」と言われても上の子供がいて、何かと手がかかり、静かにしていられない。そういうお母さんのお話しも良く伺います。
出血しているから入院をすすめても「入院できない」それは上の子の面倒を見なければならないから、なんですね。確かに電化製品などがどんどん進歩して家事における主婦の労働量が減ってきている現在、一番の労働は育児ではないでしょうか。
ちょっとおんぶや抱っこするといっても、1歳の子供は10㎏の重さです。いくら重い物を持つな、と注意しても、家で子供に抱きつかれたら、それ以上の負担になりますし、精神面でもストレスがたまります。
そこで「安静に」と言われたときには、育児をどう切り抜けるかが大きな問題になってくるのです。
ここはご主人やお姑さんの協力を是非仰いで下さい。
妊娠中に逆子と言われても、自然に胎児が回転して、分娩時に骨盤位なのは、5%前後と言われています。
逆子を治す体操とか、外回転術といって、おなかの上から胎児を強制的に回転させる方法もありますが、効果がはっきりしなかったり、危険を伴うこともあるので、決定的なものはないといえます。
骨盤位でお産になりそうな時は、経膣分娩ができるのか、帝王切開をするのかを良く検討しなければなりません。赤ちゃんの育ち具合や、異常の有無、母体の骨盤の大きさと赤ちゃんの頭の大きさのバランス、骨盤の形、軟産道の柔らかさなどを調べ、危険がありそうな場合は、初めから帝王切開にします。途中で赤ちゃんの具合が悪くなったり、骨盤の途中で止まった時なども帝王切開になります。
経膣分娩の場合は、破水した時に臍帯下垂などの重篤な状態になりやすいので、陣痛が始まったら速やかに入院して分娩管理を受けましょう。
お産は微弱陣痛になりやすいので、陣痛促進剤を使うことが多くなります。
初産の場合は、次回以後のお産のことも考えて、帝王切開は慎重に決めなければいけません。
担当医の話を納得のいくまで良く聞きましょう。
抜歯をする必要があるなら、是非、してもらって下さい。妊娠中は虫歯になりやすく、また虫歯が悪くなりやすいので、どんどん治療した方がいいのです。
お産の後は子育てで忙しくなり、歯医者さんに通うこともままならなくなりますから、今のうちに治しておくことが肝心です。
抜歯というと麻酔薬などを使うのでご心配なのだと思いますが、抜歯で行う麻酔は、局所浸潤麻酔といって、その部分にだけ効果がある方法なので、赤ちゃんへの影響は心配ありません。
ただし、マスクをして、ガスを吸ってぼうっとなるようにする麻酔(笑気麻酔)はさけたほうがよいでしょう。
痛み止めや、感染予防のための抗生剤は、赤ちゃんへの影響の少ないものなら大丈夫です。
早めに治療をして、安心してお産に望めるようにしておきましょう。
一般に里帰りは妊娠32週から34週の間が多いようです。あまり遅くなると、途中で陣痛がついたり、破水するなどといった事故も起こりやすくなるので早めに帰省して下さい。できれば妊娠初期に一度、お産する所で受診しておいたほうが良いでしょう。
施設によって準備するものや必要な検査が異なることがあるので、あらかじめ良く連絡をとって、健診を受けている医療機関に伝えることが大切です。必ず、今まで診てもらっていたところの診療情報提供書(紹介状)をお持ちになって下さい。無断で受診先を変わることは、医療内容が伝わらないので、とても危険です。今までの経過を分娩施設によく解ってもらう必要があります。
帰省する時は、自宅に残るご主人との連絡方法も良く検討して下さい。緊急のことが起こった時に連絡がとれないと困ります。自動車に乗って帰省する場合は、必ず2時間に1回くらいの休憩を入れて、車内で横になれるくらいのスペースを確保して下さい。
長時間の乗車のあと、陣痛が来て、疲労のため難産になることもあるのです。また、妊婦健診で何か異常が見つかった場合は、里帰りはしない方がよいこともあります。
あるいは、予定より早く帰るよう勧められることもあります。健診は欠かさず受けるようにしましょう。
熱が出てきた、咳が止まらない等症状が重くなったと感じたら、内科やかかりつけの産婦人科を受診しましょう。病院で出す薬は、妊婦さんに安全性の高いものなので、適切な処方ができるからです。
この時期で体重が10㎏増加となると、太り過ぎが心配ですね。つわりであまり食べられない頃は、少量でも1日に何回かに小分けにして食事を摂るように指導することがあります。
ただ、つわりが終わってもそのような食事法を続けていると、知らず知らずの内に1日に摂る食事量がかえって多くなってしまうことがあり、そのため太ってしまったのかも知れません。特に、むくみなどの症状も出ていないようですし、やはり食べ過ぎで体重が増えてしまったのでしょう。
一度普段の食生活をきちんと見直してみて下さい。お腹が張りやすいのなら、あまり動いたりしない方がいいですね。具合のいいときは散歩などをしてもいいですが、体重のコントロールは食事を主体に考えましょう。1日3回の食事に戻し、1回の食事量も減らしましょう。
高タンパクで低脂肪の食品を摂るようにして下さい。
また、気をつけたいのは、飲み物。清涼飲料水やジュース類などは意外とカロリーが高いので飲むならお茶がおすすめです。
妊娠すると、体の中のホルモンがふえることによって腸の動きが悪くなりやすく、子宮が大きくなって腸を圧排するため便秘になりやすくなります。
便秘がひどい場合は下剤を飲んでもあまり心配ありません。しかし、強い下剤や量を多く飲みますと下痢を起こし、その刺激で子宮の収縮が起こって、切迫流産や切迫早産といって、流産、早産になりやすい状態になることがありますので、下剤を飲む場合には、どんな種類の下剤か、また量はどのくらいであるか相談して下さい。
妊娠中飲む下剤では、胎児に奇形を起こさせたり、悪影響はないと考えて良いと思います。
出産が近づいたことで、子宮口が開き始め、それまで子宮頸管をふさいでいた粘膜が血液やおりものといっしょに出てきます。これがおしるし。1回で終わる人や出たり止まったりをくり返す人もいます。
また、そこから出産にかかるまでの時間も人それぞれで、陣痛がきてからおしるしがくる人もいれば、2~3日後に陣痛がくる人も。
胎動に注意しながら入院のタイミングを待ちましょう。
できるだけ早く受診して、破水かどうかをチェックしてもらう必要があります。破水と診断された時は、入院が必要になります。
妊娠後期であれば、破水後しばらくして自然に陣痛が始まることが多いのでそれを待ちます。12~24時間程待っても陣痛が始まらないときは、お薬で陣痛を起こすこともあります。
破水が起こって時間が経つと細菌感染が起こりやすく、適切な時間内に分娩を終了させる必要があるからです。
まだ出産の時期でない場合(35週以前、施設によって基準が異なることがある)は、破水後の感染と陣痛発来を予防しながら経過をみます。
感染の有無や、妊娠週数などによって、分娩にするか妊娠を継続させるかを決めますが、この判断は医師に任せましょう。一方破水でないと診断された時は、自宅に帰れます。
膣炎や頸管炎などで分泌液が増加している時は、その治療が必要ですが、そのようなことがなくても、妊娠中、特に末期には分泌液が増加しますのでそのせいかも知れません。この場合は何も心配いりません。
予定日はあくまで目安ですから、心配ありません。妊娠37週から42週までにお産になることを正期産といいますが、その範囲内の分娩であれば赤ちゃん、お母さんとも特別な問題はありません。
実際、当院でも4割以上の人が予定日を過ぎてからお産になっていますが、お産の時間や、出血量、赤ちゃんの元気具合などに問題はありませんでした。
したがって、きちんと健診を受け、今までどおりの生活を続け、陣痛が始まるまで待ちましょう。
前回のお産が帝王切開だった時、次のお産は帝王切開しなくて、経膣的に行えるのかどうかという問題は単純なものではなく、色々な問題点があります。
前の帝王切開の原因が骨盤の変形だとか、大腿骨の異常などで、どうしても、経膣的にはお産ができないというものであれば、今回のお産もやはり帝王切開しなくてはなりません。
しかし、前の帝王切開の原因が胎児仮死であったり、お産が長びいたためであったり、前置胎盤のためだったなどという一般的な産科の原因であれば経膣分娩はできることもあります。
ただ、帝切後の経膣分娩にはいくつかのリスクがあります。一番こわいのは子宮を切った部分の破裂(子宮破裂)です。子宮破裂が起こった場合、胎児生存は期待できず、大量出血から母体死亡に至る危険性があります。また、胎児娩出後の出血多量ということも起こり得ます。
ですから、母児双方の安全のために今回の分娩方法として帝王切開を選択することが一般的です。
当院でも前回帝王切開をされた方は、今回も帝王切開を選択して頂いています。
妊娠後半期の羊水は赤ちゃんの尿なので羊水量は赤ちゃんのする尿量で決まります。
からだの大きい赤ちゃんはおしっこをたくさんするので羊水量も多くなります。また、少し発育の遅れている体重の少ない赤ちゃん、つまりお母さんの血圧が高かったり、病気のために正常の体重より少ない赤ちゃんでは尿量が少なめなので羊水量は少なくなります。
超音波の検査で羊水量は多いか少ないかをはかることができるので、少ないと思われる時は計測します。ときには、赤ちゃんが少し元気がなくなると尿量が減ってくることもあるので、赤ちゃんの元気さかげんの診断に羊水量をはかることもあります。
実際に羊水量が少ないという結果がでた時には、他の検査、例えば赤ちゃんの心拍数をみたり、血流をはかったりして総合的に発育や元気かどうかを判断していきます。そして、少し早めに生ませたほうがよいという結論がでたら、分娩を早めたり、ときには帝王切開で生ませることもあります。
しかし、こんな場合は非常に少なく、実際には羊水量は少しぐらい少なくても、次の週にはふえていることも多いので、赤ちゃんが正常に発育しているならそんなに心配することはありません。
妊娠後半期には大きくなった子宮へ多量の血液を送り込むために血液中の水分が妊娠前の40~50%も増えるので、血液の全体量はその分だけ水で薄まった状態で増加します。これを水血症になったといいますが、赤ちゃんの発育やお産の時の出血対策にとても必要な大切な生理的現象なのです。
ですから、妊娠後半期の血液を採って多くのものを検査してみると、正常例ではみんな量が少なく、薄まったようにみえます。血液中の鉄分も同様に薄まり、一見したところ鉄分が少ない鉄欠乏性貧血になったような気がするのです。
したがって妊娠前のように、血液中のヘモグロビン値だけをみて貧血の診断をすることはできなくなります。そこで血清の中の鉄分の量を測定したり、赤血球の容積を計測したり、1個の赤血球の中に入っているヘモグロビン量を測定したりしないと本当に鉄分が少ないかどうかわかりません。本当にこれらの成分値も低く出れば、その妊婦さんは鉄分が減少していて鉄欠乏性貧血、いわゆる妊娠性貧血、妊婦貧血だとはじめて診断されます。
普通は食事療法で大丈夫です。鉄分の多いものを食べましょう。赤身の牛肉、豚の肉、お魚、緑の野菜(ほうれん草、小松菜)などを積極的にとるようにして下さい。昔からレバーがよいといわれていますが、嫌いな方はレバーより緑の野菜で十分です。このような食事療法は鉄剤を服用するのと同等の効果があります。
しかし、鉄剤を飲んだほうがよい時もありますので、医師の指示があれば服用して下さい。鉄剤を飲む方も食事療法は必要で、両方を同時に実施すれば効果はより上がるでしょう。
いつ頃まで服用するかは医師の指示に従いましょう。
妊娠高血圧症候群がこわいのは、血圧が上昇することと、胎盤機能が低下し、赤ちゃんの成長に悪影響が出ることです。その予防と対策は低塩分、高タンパク、低カロリーの食事と安静にしていることです。
塩分は1日7g以下に押さえること。ナトリウムが含まれているという点で化学調味料やイオン補給飲料水は摂取しないほうがよいでしょう。
摂取カロリーは1日1600~2000kcalくらいにしますが、良質のタンパク質、植物性脂肪、ビタミンやミネラルは十分とって下さい。
特に魚や豆類などのタンパク質を、1日80~90gはとるようにするといいでしょう。
睡眠は最低8時間はとり、昼間も1時間は横になって休むようにし、疲れすぎないようにしましょう。
妊娠中の腰痛はホルモンの影響などが複雑に関与していますから、完治する方法はありません。ただ、ラクにする方法はあります。
まず第一に、血行をよくすること。ぬるめのお風呂にゆっくり入って腰をあたためたあと、仰向けになって腰の下にクッションをあてがうと、背骨が伸びてかなりラクになりますよ。ご主人に腰をマッサージしてもらうのもいいでしょう。
妊婦帯を巻いて腰とお腹を固定すると、腰痛がやわらぐという人もいます。ただし、あまりきつすぎると子宮が圧迫されて血行が悪くなり、逆効果になるので要注意。お腹を支えるような形で、あまり上まで巻かないようにして下さい。
普段の姿勢も肝心。歩くときは背骨をまっすぐに伸ばすよう心がけて、家事をする時は中腰の姿勢を避け、高いイスに腰掛けながら仕事をすればかなりラクですよ。
時間があるならマタニティスイミングで筋肉を鍛えるのも有効です。
むくみによるもので、この時期には起こりやすいものです。こうしたしびれは一時的なもので、産後、むくみがとれれば自然になおります。
妊娠中の対策としては、塩分をとりすぎないようにすること。そして、多少痛んでも、手を閉じたり開いたり、手首を回したり、指を振るなどの軽い運動をすること。
また、手首から指先に向かってマッサージをするのもいいでしょう。
無理をせず横になる時間をふやすことも大切です。腎臓に行く血液量が増加し、むくみが改善されるからです。
双胎の場合、赤ちゃんが1人の場合に比べ、母体にも赤ちゃんにも合併症が起こりやすくなります。
母体は妊娠高血圧症候群や、貧血、早産、羊水過多症等などになりやすく、赤ちゃんに関しては、子宮の中での発育が悪くなったり、未熟児であったり、お産の時仮死になったりする危険があります。
中でも早産は最も重大な合併症で、赤ちゃんの合併症も早産によって引き起こされるものが多いのです。したがって、早産の予防が大変重要になります。
そのためには、入院して安静にするのが最も効果的です。安静を保つことにより、赤ちゃんの発育を助けることにもなります。入院の時期や期間は、それぞれ違ってきます。
一卵性といわれている場合は、リスクが高くなることがあるので、入院が必要となるケースが多いでしょう。
よく担当医の説明を聞いて、治療の時期を失わないようにしましょう。
カンジダ症は、妊娠中にはよくある感染症で、特別怖いものではありませんが、まれに子宮内に感染して早産の原因になったり、お産の時に膣内に残っていると、赤ちゃんにうつることがありますから、今のうちに治しておきましょう。
治療法は、受診して膣内の洗浄と膣坐薬の投与を受け、外陰にクリームを塗ることです。
妊娠中は再発しやすいので、治ったと思っても、勝手に治療を中断せず医師の指示に従って下さい。
引っ越しは、日常生活と違って、格段に多くの体力や気力が必要になります。ですから、なるべく妊娠の安定した時期を選びたいものです。妊娠初期は胎盤が完成していないので、流産しやすいですから避けたほうがいいでしょう。
妊娠32週以降(妊娠9ヶ月以降)は早産になりやすく、また、妊娠後期になるといつお産が始まってもおかしくないわけですから、やはり引っ越しは避けたほうがいいでしょう。妊娠4~8ヶ月の間が比較的無難ですが、できるだけ周囲の人にやってもらいましょう。
引っ越す前には、妊婦健診を受けて、異常がないかどうか確認してもらって下さい。切迫流早産や前置胎盤、頸管無力症など何か異常が見つかった場合には、安静が必要なことがあります。
鼻がフガフガいっており、くしゃみもよくします。大丈夫ですか?風邪ですか?
外気の寒さやたばこの煙などの刺激が粘膜に及び、これに鼻の粘膜が反応しているだけなので風邪ではありません。
いつもと同様に元気でミルクをもよく飲んでいるのであれば、様子を見ていて大丈夫です。
↓フガフガしている様子。
風邪をひいて、鼻汁やくしゃみが出ていることも考えられます。風邪の時は咳が出る、元気がなくなる、発熱、ミルクの飲みが悪くなるなどの症状の時は小児科へ受診してください。
しゃっくりがでます。
自然に止まります。
気になるようならミルクやお白湯を飲ませたり、抱いてあげたりして様子をみて下さい。
くしゃみをします。
空気が乾燥していたり、ゴミが入ったりすると、くしゃみをします。
発熱もなく、よくお乳を飲んでいれば大丈夫です。
授乳した後など、ゼロゼロいいます。大丈夫ですか?
赤ちゃんはもともと空気の通り道が狭いため、正常な赤ちゃんでもちょっとしたことでゴロゴロ、ゼロゼロといった音が聞かれることがあります。様子を見て大丈夫ですが、顔色が悪くなるなどの症状があるときは小児科へ受診してください。
赤ちゃんがよくうなります。大丈夫ですか?
便秘の場合やお腹の中にガスがたまっているとうなる原因になることがあります。お腹をのの字マッサージをしたり、綿棒による肛門刺激でガスを出してあげるといいでしょう
赤ちゃんの鼻がつまります。
外からとれる分だけ、とってあげて下さい。
目やにがでています。
目やには、清潔なガーゼで拭いてあげて下さい。 赤ちゃんをさわる人は、手を良く洗いましょう。
2~3日しても目やにがひかないようなら、眼科へ行きましょう。
オムツかぶれがあります。
オムツは頻繁に見てあげましょう。
便をしているときはお尻を洗ってあげて乾燥させましょう。
ひどくなるようなら、皮膚科を受診して下さい。
あざがあります。
ほとんど自然に消えることが多いですが、様子をみましょう。
生理みたいな出血があります。
女の子の場合、新生児月経といって、生理的なもので2週間位で消えます。
おりものも心配いりません。
おへそ消毒の方法
当院ホームページの「ハローベビー」の【あかちゃんのために】の中にやり方が記載してあります。おへその根元を綿棒で消毒してください。
おへそが出ています。
ほとんどのでべそは、自然に治りますが、半年から1年たっても治らなければ、
小児科で診察を受けましょう。絆創膏でおさえたりしないで下さい。
赤いプリプリしたもの、ニキビのような湿疹ができています。
皮脂の分泌が盛んになるためにできる湿疹で心配はいりません。
石けんで綺麗に洗ってあげて、石けん分をしっかり洗いとって下さい。
膿を持った物や広がるようなら受診して下さい。
白目の所が出血しています。
お産の時に圧迫されたためですが、そのうち消えます。視力も心配いりません。
ゲップが出ません。
出ないときもあります。しばらく抱っこして様子をみましょう。
よく吐くけど大丈夫ですか
口元からたらりと出るくらい(いつ乳)は心配ありません。吐いたものの色やお腹の張り・吐き方に注意してください。
母乳は良く出ているようなのですが、3時間たたないうちに泣きます。
お乳をあげても良いのでしょうか。
良いですよ。赤ちゃんのペースに合わせてあげて下さい。
顔に白いポツポツがあります。
脾粒腫といって、そのうち消えます。
抱きぐせはつきませんか。
この時期は、しっかり抱いてあげて下さい。情緒が安定していいですよ。
母乳は冷蔵庫でいつまでもちますか。
6時間くらいを目安にして下さい。哺乳瓶は必ず蓋をして入れておきましょう。
使うときは湯せんで人肌程度に温めてから与えましょう。
緑色の便をします。
心配いりません。便が酸化されたものです。
うんちが出ません。
うんちの回数はかなり個人差があります。丸一日出なければ綿棒にオリーブオイルをつけて肛門刺激をして下さい。最後に6時方向に押すと出やすくなります。
排泄回数
個人差がありますが、1日に尿は5回程度・便は1回程度が目安です。便は授乳のたびに出る子もいます。便の性状に注意しましょう。
まつげが目の中に入っています。大丈夫ですか?
赤ちゃんのまつげは柔らかく細いので、結膜や角膜に接してもキズが付きにくいことが多いです。特に充血などの症状がなければ、様子を見ていても大丈夫です。
同じ方向ばかり向いて寝ています。
タオルをかますなど無理に反対側を向けようとしても、体を活発に動かすためあまり効果的ではありません。赤ちゃんは明るい方向や音のする方向に顔を向けやすいので、赤ちゃんの向きやすい方向の反対側に窓や電灯などがくるように寝かせる、赤ちゃんが向きやすい方向の反対側から音が鳴るおもちゃを鳴らしたり、声をかけるとその方向を向きやすくなります。
赤ちゃんの沐浴はいつごろしたら良いか
なるべく暖かい時間帯に入れましょう。
移動はクーハンを使うのですか。
移動の時、使うのはやめて下さい。赤ちゃんが落ちる恐れがあります。
うつぶせ寝をしてもいいですか。
うつぶせ寝はSIDS(乳児突然死症候群)をおこす危険性があります。
うつぶせをされる場合は、家庭でも使える警報付の機械があります。
出血があっても診てもらえますか?
診察は可能です。ただし、検査によっては当日できない場合があります。出血が長期間続いている場合など、いつもと違う出血のある場合は出血中でも受診してください。
ピルを飲み忘れました。どうすればいいですか?
避妊目的のピルを服用の場合 → WHOのチャート
月経困難症で使用されている方は、お手持ちのリーフレットをご覧ください。
退院の時間は?
10時以降になります。退院の方の人数によって遅くなる場合があります。
コインランドリーの台数、洗剤について
1台です(100円玉をご準備下さい)。洗剤は不要です。