
当院で出産されない方にもお受けいただける「胎児超音波外来」を開始いたしました。
胎児超音波のエキスパート技師による超音波検査と医師の総合診断でお腹の赤ちゃんの状態を可能な限り超音波でチェックさせて頂いております。
また、4D超音波による赤ちゃんの立体画像もご覧頂けるようにしています(但し、条件により見えない事もあります) 。ぜひお越し下さい。
4D超音波検査とは
4D超音波検査とは、3D超音波(静止・立体画像)に時間の要素を加えたもので、おなかの中の赤ちゃんの表情や動いている様子などを立体的に、しかもリアルタイムに観察することができます。一足早く赤ちゃんに会って感動してみませんか。

当院では、専門の超音波技師による検査を行っており、4D超音波もご覧いただいております。
また、別途ご予約いただければ約30分間、ゆっくりご覧いただけます。
※ただし、赤ちゃんの向きや羊水量等の条件によっては希望の立体画像を描出できないこともございます。
胎児超音波外来の目的・メリット
赤ちゃんの成長・発育が順調に進んでいることを確認することで安心して妊娠生活を続けることができます。
ご理解ください
赤ちゃんの向きや母体腹壁の厚み、病変の小ささにより、観察したい部位の評価が行えない場合があります。
超音波検査は形態評価のための検査ですので、形態的な異常を呈さない疾患はこの検査では見つけることができません。一般的には超音波検査での胎児異常の発見率はほぼ半数と報告されています。出生後に見つかるケースも少なくはありません。
主な胎児疾患についての当院での発見率は次の通りです。
水頭症 | 90% | 口唇裂 | 80% | 十二指腸閉鎖 | 90% | 無脳症 | 95% |
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横隔膜ヘルニア | 80% | 多のう胞腎 | 90% | 二分脊柱 | 50% | 臍帯ヘルニア | 90% |
多指症・合指症 | 2% | 心臓病 | 40% | 食道閉鎖 | 90% |
ダウン症、脳性麻痺、口蓋裂、鎖肛などは超音波では発見できません。
性別の発見率は99%です。
ご予約方法
※現在コロナ感染防止対策期間中のためご予約いただけません。ご了承下さい。
胎児超音波外来は、月~金の午後になります。
当院の地域医療連携室にて予約をお受けいたします。
対象者:妊娠24週~33週6日で単胎の方(双胎はお受けしていません)
費用:8000円(Web配信サービス付き)
胎児超音波外来受診申込書に必要事項を記載して持参してください。
また、母子手帳をお持ち下さい。
必ずかかりつけの先生の了承(サイン)を頂いてください。(申込書はこちら)
地域医療連携室
06-6722-9900