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産婦人科

無痛分娩における計画分娩について

計画分娩とは、分娩日を決めて分娩誘発を行うことです。
以下の利点があるため東京大学医学部附属病院、慶応大学医学部附属病院など多くの病院とクリニックが、安全に計画分娩を行っています。

利点

胎児の心拍パターンを分娩終了まで継続的にモニターすることによって、安全にお産をすることができます。また、複数の産科医、麻酔科医、新生児科医、助産師がいる時間帯にお産していただくことで、よりよい医療およびケアを提供でき、かつ、異常や合併症に対して迅速に対応することができます。当院では、産科麻酔を専門とする麻酔科医による安全で良質な無痛分娩を提供しています。

自然陣痛での無痛分娩では、比較的強い陣痛になって子宮口が4-5cm開いてから麻酔が開始されます。これに対して、計画分娩では痛みが強くなる前に麻酔を開始できることもメリットです。さらに、分娩日が前もって決まりますので、経産婦の方は、陣痛がきてあわてることなく、お子様を預けるなどの余裕ができることも利点の1つです。


注意点

分娩前処置や陣痛促進剤を行う場合に、「いかに自然に近いお産を行うか?」が重要であり、無理な分娩誘発は絶対に行いません。陣痛促進剤は、厳重な管理下で用い、最新の高性能な(胎児心電や母体心電、子宮内圧の管理が可能)分娩監視装置を使用して慎重に管理します。


計画分娩をご希望される方は外来⑳番でご相談下さい。

分娩日の決め方

産科学的判断のもとに分娩日を決定します。

1. 現在までの妊娠経過、過去の分娩の情報を検討します。
2. 妊娠36週以降、毎週の内診所見と胎児の状態を総合的に判断して、お産の準備状態が整う時期を予測します。
3. ご本人やご家族の希望もあわせて、実際にお産する日を決定します。

分娩前処置

入院は、原則として陣痛誘発の前日です。入院後、分娩監視装置で胎児の心拍パターンと子宮の収縮状態を確かめます。内診所見によっては、あらかじめ子宮口を広げる処置が必要になる場合があります。ミニメトロという小さな水風船を子宮口に入れます。

分娩当日

分娩監視装置をつけて内服または、陣痛促進剤の点滴をはじめ、陣痛誘発を開始します。無痛分娩のための、硬膜外麻酔の処置をあわせて行います。
陣痛促進剤については、母児に負担がかからないように、ごく少量から開始して慎重に増量していきます。自然の陣痛に近いあるいは、等しい状態になれば点滴の増量は中止します。陣痛促進剤の点滴は、自然で有効な陣痛が目標となります。過強陣痛にならないよう厳重に管理します。

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