当院では、ご出産いただいた方への当院からのお祝いとして、元リーガロイヤルホテルのシェフによる本格フレンチディナーをお出ししています。赤ちゃんの誕生という何よりのメモリアルに経験豊かなシェフによる四季折々のメニューで心からのお祝い、おもてなしをさせていただいております。
お祝いディナーのご家族の同席につきましてはこちらのページの ダイニングのご利用について をご覧ください。
お食事前のお飲物としてザクロ・ラズベリー・レモン果汁のシロップでお作りしました、スパークリングジュースと供にご用意致します。(ダイニングルームのみでの提供でございます)
ぜひ、ご家族とお楽しみ下さい。
帆立貝とカブラのハーモニー アオサノリのゼッポリーニ添え
Harmonie gourmande de st-jaques et navets avec zeppolini de “aosanori“
帆立貝とカブラを主役に、様々な食材と技法を組み合わせたお料理です。香ばしくソテーした帆立貝は豊かな甘みと旨味が口の中に広がります。帆立貝とべったら漬けを混ぜ合わせたタルタルは旨味と食感が特徴です。イタリア料理のピザ生地にアオサノリを混ぜて揚げたゼッポリーニが海の香りを添えています。色鮮やかな一皿となっております。
サツマイモのポタージュ リコッタチーズのサブレ添え
Crème de patate douce avec ricotta sur pâte sablé
サツマイモのポタージュは自然な甘さを活かしたスープで、優しい風味が広がります。アクセントに、リコッタチーズと紫サツマイモのピューレを絞ったチーズサブレを添えています。
平目のブリック包み焼き エノキ茸のフリット セップ茸とポロ葱の軽い煮込み オマール海老風味のソース
Turbot poêlé en brick, ragoût de cèpes et poireaux au crème de homard et champignons enoki frites
平目に白醤油風味バターとパン粉を纏わせ、春巻きの皮で包み焼き上げています。ソースはイタリアでポルチーニ茸と呼ばれているセップ茸とポロ葱をオマール海老風味のクリームソースで軽く煮込みました。仕上げに乗せたエノキ茸のカリカリがアクセントになっています。
牛フィレのポワレ チョリソーと根菜のメランジェ マデル酒風味
Filet de bœuf poêlé aux légumes racines aromatisé au chorizo ,sauce madère
メイン料理は牛フィレ肉のステーキです。付け合わせには旬の根菜類とチョリソーをソテーしセルクルに詰めたものと、カボチャのピューレ、牛肉のコロッケとお野菜です。ソースは芳醇な香りのマデル酒とフォン・ド・ボーを使用し、コク深く仕上げています。
ティラミスとビスコット・サボイアルドのフレンチトースト仕立て
Tiramisu avec pain perdue au biscotto savoiardo
お皿の中に、ビスコット・サボイアルドのフレンチトースト、エスプレッソパウダー、コーヒージュレ、クランブルショコラを入れマスカルポーネクリームを重ねました。サクサクしたチョコレートチップをトッピング。お皿の中でティラミスを完成させています。
パン
pain
コーヒー又は紅茶
café ou thé
リーガロイヤルホテルで34年、これまで歴代6人の総料理長の元でフランス料理の基礎を徹底的に学び、知識、技術を磨き上げてきました。この料理経験を活かし、皆様に喜んで頂ける料理を提供できることを大変光栄に感じております。
更にイタリア料理においては、初代ベラコスタシェフ:エンリコ・クリッパ氏(現在、イタリアピエモンテ州アルバにあるミシュラン三つ星レストラン 「ピアッツァ・ドゥオーモ」のシェフ)から直接指導を受け、その技術を習得。
また、グランメゾン「レストラン シャンボール」スーシェフ就任後 フランス国内のミシュラン三ツ星レストラン ラムロワーズ、 当時ミシュラン二ツ星レストラン フロコン・ド・セルにて研鑽を積む。 2018年にイタリアンレストラン ベラコスタシェフに就任。
料理は単なる食事ではなく、おもてなしの心を込めた芸術であり、特にこの病院でのお祝いディナーは、新しい命を迎えたご家族にとって一生に一度の特別な瞬間を彩る 重要な役割を担っています。そのため、私は、料理にはホスピタリティーが何よりも大切 だと考えております。一品一品に細部にこだわり丁寧に仕上げてまいります。
ただ美味しい料理を提供するだけではなく、食事を通じて皆様の大切な時間をより一層特別なものにするため、心を込めた料理を提供いたします。よろしくお願い申し上げます。