小松菜で貧血予防
2020年11月20日
だんだん空気が冷たくなり冬野菜が美味しい季節になって来ました。
市場やスーパーでは年間通して売っている野菜がたくさんあるのでどれがいつ旬なのか分かりづらいですよね(^_^;)
今回は別名「冬菜」と呼ばれている小松菜のお話をさせて頂きます。
「冬菜」と別名がつく通り小松菜は冬が旬の野菜です。
霜が降りると葉肉が厚く柔らかくなり甘味が増します。
そして「天然のマルチサプリ」と呼ばれるほど緑黄色野菜の中でもビタミンC ・E等のビタミン類やカルシウム.鉄分.ミネラル類
食物繊維が多く含まれています。
ほうれん草と比較してみてもカルシウム含有量は2倍以上で鉄分は約1.5倍含まれています。
* 小松菜に含まれる鉄分やカルシウムをより吸収しやすくする為の食材をご紹介したいとおもいます。
・・・ とその前に
鉄分含有量の目安ですが
小松菜 50g 1.4mg ほうれん草 50g 1mg
納豆 50g1.5mg いわし50g2.2mg 鶏レバー50g4.5mg
牛肉 50g 1.2mg 卵 50g(中1個)
あさりのむき身 50g(約17個)1.8mg プルーン(乾)50g 05mg
干しブドウ 50g 1.2mg あんず(乾) 50g 1.2mg
次にカルシウムの含有量の目安は
小松菜 50g 85mg ほうれん草 50g 34.5mg 菜の花 50g 80mg 青梗菜(ちんげんさい) 50g 50mg
炒りごま10g 120mg 干しエビ 3g 213mg サバの水煮缶50g 130mg シシャモ50g(約2匹)165mg
あんず(乾)50g 35mg 干しブドウ50mg 32.5mg 干し柿50g 13.5mg
すだち50g 75mg
といった感じで果物に関しては生では少ない鉄分やカルシウムもドライフルーツになると多くなるようです。
カルシウムはビタミンDを含む食材と合わせて摂取すると良いのですが
ではどんな食材かと言えばキクラゲや干し椎茸・桜えび・卵黄・鮭・サバ・かつお・サンマ・マグロ・ブリ・いわし等があります。
桜えびやじゃこ・切干大根・練り物(平天など)等と和え物や酢の物にしてみてはどうでしょう(^^♪
それから鉄分は本来、野菜単体で吸収させるのは難しく大抵は何か他の食材と組み合わせて摂取するのが好ましいのですが小松菜は鉄分の吸収を助けるビタミンC が多く含まれているので単体で食べても鉄分を吸収してくれます。
すぐれものですねぇ^m^
でも折角なのでビタミンC を含む食材の一部をご紹介します。
赤ピーマン・黄ピーマン(パプリカも含む)・ブロッコリー・菜の花・ゴーヤ・モロヘイヤ・豆苗・じゃがいも・さつまいも・海苔・さつま揚げ
ゴールデンキウイ・柿・苺・オレンジ等々です。
では最後に小松菜をサッと湯がいて適当な大きさにカットし、小分けした物を冷凍保存しておくと便利ですよ §^。^§
凍ったまま汁物に投入したり、自然解凍後炒め物にしたり、味付けした物(お浸し・ゴマ和え等をカップに入れて冷凍)を解凍せずお弁当に入れると保冷剤代わりにもなるので便利ですよ。(量が多いと解凍時に汁が多く出る事もありますので汁気は軽く絞って冷凍しましょう)